khôra 場(Chihiro Honda/Urot Esak)
2025.7.18 - 8.3
2025年7月18日(金) – 8月3日(日)の期間、「khôra 場 Book Launch Exhibition」を開催いたします。
京都市にある制作スタジオ〈khôra 場〉は、Chihiro Honda「あの島、部分」、Urot Esak「image1-1,095 b mod」という2冊の本を出版しました。本展はこれら2冊の出版を記念した展覧会です。
Chihiro Honda「あの島、部分」
Urot Esak「image1-1,095 b mod」
2階ギャラリーでは、Chihiro HondaとUrot Esakの作品による展覧会を行います。
ホンダチヒロは、鉄を用いた彫刻的構造や音、配置を通じて、「気配」や「媒介性」に着目したインスタレーションを制作しています。身体に金属を内包する自身の経験を起点に、物質・空間・意識のあいだに生じる境界や関係性を探求しています。
作品は、儀式や遊び、即興性といった要素を含み、鑑賞者の行為によって変容する“場”として立ち現れます。
本展では、新刊『あの島、部分』の出版にあわせて、新作《The Island_02/島_02》を発表します。
Chihiro Honda「Time, River, Bridge (Event)」2025年
Chihiro Honda「Time, River, Bridge」2024–2025年
Chihiro Honda「cell」2024年
Chihiro Honda「The Island」2023年
Urot Esak(宇呂映作)は、記憶の可塑性を主題に活動しています。現在は、記憶のメディアである写真を起点としたイメージ群の意味内容を改変し、混沌へと還元することを絵筆とした〈擬態絵画〉に取り組んでいます。本展では〈擬態絵画〉の新作を発表します。
Urot Esak「image 666 b mod」2025年
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