古舘壮真、安川流加、Lune / 菊池瑠音、田中聡一朗
2021.3.4 - 3.21
2021年3月4日(木) – 3月21日(日)の期間、4人のデザイナーが参加する合同展「forms」を開催いたします。
視覚的な「かたち」、思考としての「かたち」、もしくはその先にある「かたち」。
formsはある一定の価値観・枠組みに捉えられることなく「かたち」を探求しようとする試みです。
優れたデザイン、アート、アイデアは常に私達の知識と概念を広げ、新しい「かたち」として刺激と発見を与え続けてきました。
4人のデザイナーが参加し、様々な「かたち」を発表いたします。
ぜひこの機会にご高覧ください。
・参加デザイナー
1. 古舘壮真 Sohma Furutate
© Sohma Furutate All Rights Reserved
作品タイトル
「Raw-casting」
プロフィール
東京を拠点に活動。空間に内在するあらゆる関係性に着目し、独自のアプローチで人・モノ・空間への新たな表現方法を探っている。
Instagram @sooooohma
HP https://www.sohmafurutatedesign.com/
ステートメント
生成の環境や時間、素材どうしの反応やエネルギーがもたらす様々な要因が連動し合うことで歪な外皮を形成している。人為的に最適化された形で溢れる生活の中で、制御できない事の成り行きをモノとして可視化することで見えてくる形がある。
2.安川流加 luka yasukawa
© luka yasukawa All Rights Reserved
作品タイトル
「pick up」
プロフィール
家具設計事務所所属
空間と家具の関係を模索しながら、プロダクトから個人邸、公共施設など幅広く日々家具のデザインを行なっている。
Instagram @lukayasukawa
ステートメント
モノの動きを抑制したい時に用いられる「重り」は最も原始的で単純な解法である。
その際「形」は要求を満たす事で自由となり、それ故に少し街に目を向ければ各々の手法で「重り」が生み出されている場面を目にする事ができる。
それらは即物的であると同時に人間的でユーモアに溢れている。
そんな日常の風景をきっかけに、街に落ちていた「重さと形」について考えた。
3. Lune / 菊池瑠音 Rune Kikuchi
© Lune All Rights Reserved
作品タイトル
「signifian’t here」
プロフィール
日常における音楽性や記号論など、概念を探究し、平面から空間まで領域を横断してデザイン・作品制作を行う。
Instagram @0______________________l
ステートメント
万物が生きていく上で欠かせないH2Oの形象化を試みた。人間の体内にもあるコラーゲンが水分を含み湿度が消失する過程によって支持体となる。あらゆる循環に関わる水と人為の関係をひとつの楽章として造形楽譜を目指した。
4. 田中聡一朗 Soichiro Tanaka
© Soichiro Tanaka All Rights Reserved
作品タイトル
「unseen context」
プロフィール
インテリアエレメントのデザインを軸に、空間、グラフィック、音楽、詩との関係性を探る。
Instagram @tana9134
ステートメント
普段目にしている出来事の連続性、光と影の法則を意図的に入れ替えてみる。
平面においてその入れ替えは限りなく自由であると同時に、今まで目に入らなかった文脈を私たちの生活空間に投影する。
© forms All Rights Reserved