2024.11.13
アーカイブブックで関わらせていただいている清里現代美術館関連のお知らせです。
益子陶芸村の音盤店「Art into Life」から同館1992年開催の”ジョン・ケージメモリアル展”の音源を再編集し復刻いたします。
12月7日(土) にArt into Life 店舗内で出版記念イベントが開催されます。
どうぞ足をお運びください。
– 清里現代美術館アーカイブ・プロジェクト –
サウンド・アーカイヴ I – 広瀬豊 “John Cage memorial “出版記念イベント
————–
■イベントのお知らせ■
清里現代美術館アーカイブ・プロジェクトの一環としてArt into Lifeレーベルがリリースする、広瀬豊氏の1992年音源 “ジョン・ケージ メモリアル” 出版記念イベント。サウンドパフォーマンスとトークで作品の紹介を行います。
(作品はLP & CD フォーマットにて12月6日リリース)
広瀬豊(パフォーマンス & トーク): 廣瀬友子 (トーク)
日時 : 12月7日(土) 17:30 開場 18:00 開演
会場 : Art into Life 店舗内- 栃木県芳賀郡益子町益子3435-1
料金:2,500円 (当日のみ)
出店 : イチトニブンノイチ (アルコール & ソフトドリンク)
主催/お問合せ : Art into Life / info@art-into-life.com
協力 : NPO Telescope / www.npotelescope.com
1990年から2014年まで山梨県の清里に存在した清里現代美術館。ジョン・ケージを初めとする先鋭的作曲家の音楽作品の展示や蒐集も行っていた個人美術館であり、そして同館に音楽に関する知識や情報を提供していたのが、主に80年代日本の環境音楽の分野で知られるサウンド・デザイナー広瀬豊であった。今回、氏が全面的に展示構成に協力、期間中会場内に流れるサウンドも手掛けた、同館1992年開催の”ジョン・ケージメモリアル展”の資料を作品として再編集し復刻。
—–プログラム—–
1. John Cage memorial音源の試聴
2. トーク
3.メモリアル展楽曲と同手法を用いたリアルタイム実践
「ターンテーブル & CD-Jによるサウンド・アッサンブラージュ」
#1. 既成の楽曲より
#2. 広瀬豊の楽曲より
(各30分)
————–
“広瀬豊”
@yu_tanka
サウンド・デザイナー。1961年生まれ、山梨県甲府市出身。1986年にミサワホーム総合研究所サウンドデザイン室が企画した「サウンドスケープ」シリーズから、アルバム『Nova』をリリース。同年に、芦川聡が設立した株式会社サウンド・プロセス・デザインに参画し、文化施設や商業施設などで流れるサウンドの制作を手掛ける。2019年にスイスのレーベル〈We Release Whatever The Fuck We Want〉から未発表音源を加えて『Nova』がリイシューされ、世界的に話題を呼んだ。2022年5月に36年ぶりとなるセカンドアルバム『Nostalghia』をリリース。7月1日に〈We Release Whatever The Fuck We Want〉からサードアルバム『Trace: Sound Design Works 1986-1989』をリリース。
“廣瀬友子”
@telescopeartbooks
@npo_telescope
清里現代美術館創設スタッフ。ディレクター伊藤信吾氏の企画協力、氏の選書によるネット古書店を運営。氏の急逝後、資料を館長修吾氏から預かり、2023年5月にアーカイブブック第1巻『エフェメラ』を刊行。現在、第2巻『フルクサス』の制作中。NPO Telescope代表。