「肌理」

2025年3月6日(木) – 3月16日(日)の期間、政井歌による個展「肌理」を開催いたします。

政井歌は文字と言葉に焦点を当て、制作活動を行なっている作家です。

東京藝術大学デザイン科でデザインを学び、デザインとグラフィックの可能性を模索しながら、文字と言葉が持つ豊かな営みを見い出し、甲骨文字、象形文字、描き文字、あるいはタイポグラフィ、グラフィティも含め、文字と言葉の表現を追求しています。

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今まで私が興味をもち、作り続けてきたものは言葉の肌理に触れてみたかったからなのかもしれないなと思いました。言葉や文字には扱う人自身の記憶が結びつくのではないかと考えます。モノを象ったときの線は何かと何かの境界で、空中に発せられる言葉にも捉えるきっかけとなる輪郭があるのではないかと思います。

（作家より本展に寄せて）

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政井は文字や言葉の原型にある背景を解釈し、積極的に表現活動を行っています。

本展は政井にとって、文字や言葉の新たな視点を発表する試みとなります。

どうぞこの機会にご高覧ください。