田中聡一朗
2020.2.2 - 2.29
第2回目の企画展として、デザイナー 田中聡一朗による個展「Transfer,Transparency」を2020年2月2日(日) – 2月29日(土)の期間、開催いたします。
田中聡一朗は1996年生まれ、現在は武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科インテリアデザイン専攻に通う学生です。
プロダクト、空間を軸に実験的なアプローチで作品を制作しており、その他に音楽制作、モデルなどでも活動しています。
今回の個展「Transfer,Transparency」では、2つの作品を発表します。
「Transfer」は色紙で作った型で白セメントを形作り、セメントの強アルカリ性によって色紙の色を染み出させ、その後セメントへと移行させ完成させた作品です。
紙独特の形の揺らぎ、質感の残り方など、素材への実験的なアプローチに試行錯誤を重ねました。
「Less than <instrument>」は建築用材であるエキスパンドメタルに1.6×0.8mmのLEDチップを埋め込んだ作品です。一見光源が存在しないように見えますが、不思議と壁はぼんやりと照らされています。
今後の活躍が楽しみなデザイナーの作品を、ぜひこの機会にご高覧ください。
「Less than <instrument>」
「Transfer」
© Soichiro tanaka All Rights Reserved