Silvergelatin
2025.1.9 - 1.26
2025年1月9日(木) – 1月26日(日)の期間、Silvergelatin企画による「Silvergelatin EXHIBITION – 80年代前期における日本のパンク関係エフェメラ小規模展 -」を開催いたします。
1970年代後期の東京ロッカーズ以降、新たなるベクトルとしてハードコアパンクが突然のごとく出現してきました。ガーゼの前身であるチフスからカウントすると1980年、明確なハードコアパンクのスタイルが決定的に確立された時期からカウントすると1981年。その出来事は偶然にも世界同時多発的に生まれました。後にハードコアは様々なサブジャンルを生み出し、更には音楽的な解釈とは全く別のコミューンであるファインアートやポストモダンと言った、言語、哲学、美術、倫理、ファッションに至るまで溶接化されて現在に至っています。そして、アートワークに関しても非常に衝撃的かつ独創的であり、デザイン史という観点からでも非常に重要だと言えます。
この度、謎の古本屋Silvergelatinは、パンク関係の資料としては最も入手しにくく、アーカイブ作業が完全に不可能と言われている1980年代前期を軸にした国産パンクのエフェメラ展を開催いたします。当時のフライヤーを中心に小点数にて展示いたします。この展示は、ある視点から構成されています。
また、展示に合わせてDU BOOKSから2025年2月7日発売予定の安田潤司監督の自伝的エッセイ「パンクス 青の時代 『ちょっとの雨ならがまん』1980年代パンクシーンの記憶と記録」を会期最終週1月23日(木)から先行販売いたします。
どうぞこの機会にご高覧ください。
※「パンクス 青の時代 『ちょっとの雨ならがまん』1980年代パンクシーンの記憶と記録」の発売開始時期にご注意ください
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